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教育・研修プログラム

2016年度教育・研修プログラム 過去の研修

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対人援助の専門講座

今年度も、臨床の現場で修得が難しいとされている『ウェクスラー式検査』『バウムテスト』『ロールシャッハ・テスト』を学んでいただけるように専門講座として開催いたします。また昨年度好評だった心理臨床の現場で必要な『みたて』についての講座を今年度も開催します。どの講座も臨床現場で専門性の高い講師による講座です。『グループ・スーパーヴィジョン』『ソーシャルワーカーのためのスーパーヴィジョン』『個人コンサルテーション・スーパーヴィジョン』の講座も例年通り開催します。どの講座も専門性を高めるように継続して行なっていますが、今回はじめて受講される方も安心して参加していただけます。


★専門講座(T〜Z)を二講座以上(ただし各講座全回参加者のみ対象)受講される方には、一講座につき2,000円の割引があります。

T.心理臨床における「みたて」の技術 病態水準論とのかかわりで

■目 的・内 容
昨年度実施した講座の第2弾。クライエントにより良い援助を提供するため、私たちはまず「みたて」ということを考えます。初めてお会いして、お話をお聞きし、その方の問題状況をできるかぎり全体的に把握し、私たちに何が提供できるか、できないか、検討することになります。その後の支援の成否は、この時の把握の質に大きく左右されるといっても過言ではありません。  
心理臨床は、クライエント自身が自分自身の抱える課題とどのように向きあい、関わることができる力を持っているのか、そのクライエントの力を読み取り、それに応じてクライエントの質の良い自我を育てていく支援をすることにその専門性があります。そのためには、クライエントの自我がどのような機能水準にあるのか、そこをしっかりと把握しようとすることが欠かせません。  
この点、従来の精神分析的心理療法が培ってきた病態水準の議論を手掛かりに、自我の機能水準を包括的に捉え、プロセス指向心理学やユング心理学、トランスパーソナル心理療法の視点も総合して、そのポイントを整理しているのがプロフェッショナル・サイコセラピー研究所の富士見ユキオさんと岸原千賀子さんです。彼らが主張する関係療法的アプローチとその「みたて」のとり方は、現場で臨床を行う者にとってとても役立つ視点となるものです。そのエッセンスを、ここでお伝えできればと思います。  
昨年はほぼレクチャーで終わってしまいましたので、今年はできるだけ事例を入れ込んで、みなさんの日常の臨床につながりやすいお話しができればと思います。

日 程
  日 時  
  2021年10月3日(日)
(10:00〜17:00 休憩含む)
 
※日本臨床心理士資格認定協会のワークショップ(短期型研修会)として承認されていますので、研修ポイントを取得できます。
受講料 一般 : 15,000円 / AFC会員・学生 : 13,000円
定 員 25名
会 場 日本聖公会 京都教区センター 第2ビル2階 研修室(葵橋ファミリー・クリニック2階)
講 師 【濱野清志】(京都文教大学臨床心理学部教授/臨床心理士)
1956年神戸生まれ。京都大学法学部、教育学部を卒業し、大学院で故河合隼雄先生の指導のもと心理療法の訓練を受ける。臨床心理士。教育学博士。京都文教大学で心理職の養成に携わり、葵橋ファミリー・クリニックでは「対人援助家のための気功」講座を担当している。

U.発達の視点を味わう―ウェクスラー式検査の基礎を学ぶ―(全3回)

■目 的・内 容
発達検査を中心に据えてご一緒に考えていく講座です。ウェクスラー式(WISC-V・WとWAIS-V・W)を今回も取り上げます。
下位項目ひとつひとつの意味合い、検査場面での検査者の視点などの基礎から、検査結果を立体的なその人の在りようにどうつなげていくかを、ともに味わいたいと思います。検査結果を支援につなげ生かしていくこと・ご本人(あるいは保護者や周囲の方々)とともにどのようにその結果を引き受け抱えていくかなど、検査ひとつの周囲には外せない作業がたくさんあります。この講座では「検査」の基礎を学ぶことを中心に、「検査」が被検者の方にとって出会えてよかったものとなるために、どのように生かしていくことができるか。そこをご一緒に考えていくことを、一番の主眼に据えていけたらと思っています。
既にこの検査を実施されている方にも、ご自身の、検査を巡る臨床を見つめなおす機会としてご一緒いただけるかと思います。

日 程
  日 時 テーマ
第1回 2021年6月 27日(日)
(13:00〜17:00)
ウェクスラー式の基礎@
検査を知る〜下位項目ひとつひとつを見る
第2回 2021年7月 25日(日)
(13:00〜17:00)
ウェクスラー式の基礎A
検査を知る〜下位項目ひとつひとつを見る /
検査結果を読む〜検査を立体的に見る
第3回 2021年8月 22日(日)
(13:00〜17:00)
ウェクスラー式の基礎B
検査結果を読む〜検査を立体的に見る /
検査結果からなにを読み取るか〜事例から学ぶ
※専門講座U・V(ウェクスラー式検査/基礎編・事例編)を併せて受講の方は、日本臨床心理士資格認定協会の定例型(継続型)研修会として承認されていますので、研修ポイントを取得できます。
講 師 【福永 友佳子】
(パームこどもクリニック・オフィスオータム/臨床心理士)
主に大学付属の外来機関・心療内科・小児科現場にて心理療法に携わってきた。特に近年は発達外来を中心に据える小児科に勤務し、多くの発達検査・プレイセラピーに従事。
受講料 一般 : 30,000円 / AFC会員・学生 : 27,000円
定 員 20名
会 場 日本聖公会 京都教区センター 研修室(葵橋ファミリー・クリニック向かい)

V.発達の視点を味わう【事例編】―ウェクスラー式検査の実際―(全3回)

■目 的・内 容
発達検査を中心に据えた事例検討″を通して一緒に考えていく講座です。ウェクスラー式(特にWAIS、 WISC−W・V)の事例を通して、下位項目ひとつひとつの反応から浮かび上がってくるもの、 数値から汲 み上げていけるその被検者の方の形など、検査結果を総合的に、立体的なその人の在りようにどうつなげて いくか、をみなさんで考えていきます。どのように発達検査が、被検者(や周囲)の方が「自分(あるいは 子)と出逢える契機となりえるか」を事例から味わいたいと思います。
(*このコースでは事例をご提供くださる方を募ります。)

日 程
  日 時 テーマ
第1回 2021年9月 26日(日)
(13:00〜17:00)
事例検討に向けて/事例から学ぶ@(事例検討)
第2回 2021年10月 24日(日)
(13:00〜17:00)
事例から学ぶA(事例検討)
第3回 2021年 11月28日(日)
(13:00〜17:00)
事例から学ぶB(事例検討)
※専門講座U・V(ウェクスラー式検査/基礎編・事例編)を併せて受講の方は、日本臨床心理士資格認定協会の定例型(継続型)研修会として承認されていますので、研修ポイントを取得できます。
講 師 【福永 友佳子】
(パームこどもクリニック・オフィスオータム/臨床心理士)
主に大学付属の外来機関・心療内科・小児科現場にて心理療法に携わってきた。特に近年は発達外来を中心に据える小児科に勤務し、多くの発達検査・プレイセラピーに従事。
受講料 一般 : 30,000円 / AFC会員・学生 : 27,000円
定 員 20名
会 場 日本聖公会 京都教区センター 研修室(葵橋ファミリー・クリニック向かい)

W.ロールシャッハ・テスト ― 入門編(全6回)

■目 的・内 容
ロールシャッハ・テストの初心者の方、あるいは基礎をしっかりと学びたい方を対象とした講座です。実 施法およびスコアリングをしっかりと身につけると共に、臨床現場で役立つ、生き生きとした解釈が描けるようになるための基礎を学ぶことを目的としています。
本講座では包括システムによる実施法、コード化(スコアリング)、解釈の基礎までを学びます。また、その後の「応用編」へと理解がつながるように、クロッパー法にも適宜触れていき、包括システムとクロッパー法の考え方の違いについても学んでいきます。
ロールシャッハ・テストが実施でき、クライエントの特性をつかんだ報告書が書けることは、どのような 臨床領域においても大変役に立つものです。この機会に是非学んでいただけたらと思います。3時間をかけてじっくり学べる講座です。

日 程
  日 時 テーマ
第1回 2021年7月 3日(土)
(10:00〜13:00)
オリエンテーション(テストの特徴および実施法を学ぶ) ロールシャッハ・テスト体験(簡単なロールプレイ)
第2回 2021年8月 7日(土)
(10:00〜13:00) 
反応領域と決定因子の説明と練習
第3回 2021年9月 4日(土)
(10:00〜13:00)
形態水準、発達水準、反応内容の説明と練習 形式分析の基礎について説明
第4回 2021年10月2日(土)
(10:00〜13:00)
特殊スコアについて説明と練習 継起分析の基礎について説明
第5回 2021年11月6日(土)
(10:00〜13:00)
ロールシャッハ・テストの演習 (ロールプレイなどを通じて実施法とスコアリングを身につける)
第6回 2021年12月4日(土)
(10:00〜13:00)
事例検討(受講者の素材をもとに)
参考文献:ロールシャッハ・テスト実施法、ロールシャッハ・テスト解釈、ロールシャッハ・テスト形態水準表 (高橋雅春ら、金剛出版)

*この日程で参加できない方には、個別で学ぶ機会があります。
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講師:田中 恭介
(葵橋ファミリー・クリニック カウンセラー/ 臨床心理士)
受講料 1回1時間 6,600円(但し初回は8,800円)
ただし、片口法で学びます。   ご希望の方は、葵橋ファミリー・クリニックまで直接ご連絡ください。 
講 師 【中尾 文彦】
(やまと精神医療センター/臨床心理士)
適応指導教室や大阪市の警察署で心理判定員として勤務した後、平成18年よりやまと医療センターにて心理療法士として勤務。現在、同センター医療観察法病棟の心理業務に従事。
受講料 一般 : 35,000円 / AFC会員・学生 : 32,000円
定 員 10名
会 場 葵橋ファミリー・クリニック 研修室

X.ロールシャッハ・テスト ― 応用編(全3回)

■目 的・内 容
この講座では、単に検査学としての知識を学ぶのではなく、検査場面からひとつの心理療法場面を想定することで可能になってくる多層的で臨床的なアプローチを学びます。具体的には、精神分析理論・対象関係論を機軸にロールシャッハ・テストによる心理アセスメントの実践的手法について、事例を通して学習します。実際に臨床場面で生きた知見が得られる目的で実施します。投影法は多くの事例に接することでしか学べません。いろんな事例に接する良い機会になります。
ロールシャッハ・テストを学びたい方はもちろん、心理療法を深く学びたい方もご参加ください。生き生きとロールシャッハ・テストの面白さを学んでいただける講座です。クロッパー法でのスコアリングですが、片口法、阪大法、包括システム等、どの方法でも学んでいただける講座です。

日 程
  日 時 テーマ
第1回 2021年 11月21日(日)
(13:00〜18:00)
事例検討に向けて
第2回 2022年 1月16日(日)
(13:00〜18:00)
事例検討T
第3回 2022年 2月6日(日)
(13:00〜18:00)
事例検討U
※各回、日本臨床心理士資格認定協会のワークショップ(短期型研修会)として承認されていますので、研修ポイントが取得できます。
講 師 【山本 昌輝】
(立命館大学名誉教授/臨床心理士)
教育委員会、精神科診療所で臨床活動に従事。ロールシャッハ・テストではクロッパー法を採用。 そこに対象関係論的考えを加味して、臨床現場で生きてくる解釈法を展開。
受講料 一般 : 35,000円 / AFC会員・学生 : 32,000円
(各回参加も可能。1回 一般12,000円  AFC会員・学生10,800円)
定 員 20名
会 場 日本聖公会 京都教区センター 研修室(葵橋ファミリー・クリニック向かい)

Y. バウムテスト事例研究(全6回)

■目 的・内 容
一本の木に投影されたその人を、どのように感じ、どのように理解するか?バウムテストを描き手の役にたてるように実施するためには、物事を多面的に見る柔軟性、受容・共感能力を深めることが大切です。「一本の木」に何が投影されたのかを感じ取るため、今年はバウムテストの基礎的なことに立ち返り、掘り下げていきたいと思い、日曜日に3時間をかけて集中的に学べる講座にしました。青木ワールドの真髄を味わえる講座です。

日 程
  日 時 テーマ
第1回 2021年10月 10日(日)(13:00〜16:00) 基礎編 T
第2回 2021年11月 14日(日)(13:00〜16:00) 基礎編 U
第3回 2021年 12月12日(日)(13:00〜16:00) 基礎編 V
講 師 【青木 健次】
(京都大学 名誉教授)
学生相談の現場で臨床活動の実践に長年従事。
バウムテストがもっている本質を的確に捉える ことにおいての第一人者。
受講料 一般 : 20,000円 / AFC会員・学生 : 19,000円
(各回参加も可能。 1回 一般7,000円 AFC会員・学生6,500円)
定 員 15名
会 場 日本聖公会 京都教区センター 研修室(葵橋ファミリー・クリニック向かい)

Z.グループ・スーパーヴィジョン(全4回)

■目 的・内 容
実際の事例を検討することは心理臨床の根本です。事例検討を通して、私たち心理臨床家は自分の感性を 絶えず点検し、その感性をを生き生きしたものにし続けることができ、様々な生きた知見を持つことができます。見立て・面接目標・面接の構造化・面接の流れ・治療者の態度等様々な観点から事例を検討し、その面接で何が行われているのか?を検討します。 またグループで検討することで、他の臨床家の感性に触れることができるとともに、様々な職域での事例 に触れることで、臨床の視野が広がります。専門家としての臨床力の向上を目指して初心の方でも安心して事例検討できる豊かなグループを作っていきたいと考えています。二人の講師の視点を聞くことで、事例検討の深みを体験していただける講座です。

日 程
  日 時
第1回 2021年 6月 13日(日)(13:00〜18:30) 事例検討T
第2回 2021年 8月 1日(日)(13:00〜18:30) 事例検討U
第3回 2021年 9月12日(日)(13:00〜18:30) 事例検討V
第4回 2021年12月 5日(日)(13:00〜18:30) 事例検討W
※各回、日本臨床心理士資格認定協会のワークショップ(短期型研修会)として承認されていますので、研修ポイントが取得できます。
講 師 【橋本 朋広】
(葵橋ファミリー・クリニック カウンセラー/臨床心理士)

【山本 陽子】
(葵橋ファミリー・クリニック カウンセラー/臨床心理士)
受講料 一般 : 30,000円 / AFC会員・学生 : 27,000円
(各回参加も可能。 1回 一般8,000円 AFC会員・学生7,500円)
定 員 15名
会 場 日本聖公会 京都教区センター 研修室(葵橋ファミリー・クリニック向かい)

[.ソーシャルワーカーのためのスーパーヴィジョン(全2回)

■内 容
近年、ソーシャルワーカーは様々な分野でその役割が求められています。ソーシャルワーカーに対するスーパーヴィジョンを実施することにより、クライエントへの援助の質の向上を図ることをはじめ、ソーシャルワーカーの後進の育成に貢献することを目的とします。

日 程
  日 時
第1回 2021年12月12日(日)(9:30〜12:30)
第2回 2021年12月12日(日)(13:30〜16:30)
Zoomで開催いたします
講 師 【福山 和女】
(ルーテル学院大学 名誉教授)
同志社大学卒。同大学大学院修士課程修了。大学院生時に葵橋ファミリー・クリニック創設者であるドロシー・デッソーに師事し、同クリニックの第1号の常勤職員となる。カリフォルニア大学バークレイ校修士課程修了。公衆衛生学修士(MPH)。アメリカ・カトリック大学大学院博士課程修了。社会福祉学博士(DSW)。家族療法学会認定スーパーヴァイザー。認定社会福祉士認証・認定機構スーパーヴァイザー。スーパーヴィジョン・コンサルテーション研修では、全国各地で保健・医療・福祉の専門家たちの指導にあたっている。ソーシャルワーカーの専門性の原点に戻り、確認することに関心を持っている。
受講料 一般 : 9,000円 / AFC会員 : 10,000円
定 員 15名
会 場 Zoomで開催いたします

\.個人コンサルテーション・スーパーヴィジョン・教育分析

■内 容
個別のケースや心理査定に関するコンサルテーション、スーパーヴィジョンを必要に応じて 行います。

日 程 受講者の申し込みに応じて随時予約
講 師 葵橋ファミリー・クリニック カウンセラー(臨床心理士)
受講料 1回1時間 6,600円(但し初回は8,800円)
会 場 葵橋ファミリー・クリニック 面接室
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